作曲者紹介

なんすい
名古屋作曲の会 会長
名古屋作曲の会二代目(現)会長。
控えめなものが大袈裟な結果に成り変わる過程に興味があり、ただ私を慰め撹乱するための音楽表現を追究する日々である。
原因不明の事故で魔法界からこの世界に迷い込んでしまった元魔法使い。過去の記憶と共に失われた魔力を取り戻すため、「魔法に近しいもの(Enkiramia)」を探しながら生活している。最近見つけたEnkiramiaはつけ麺。
好きな空模様は一面のスジ雲。ジェンダーはスカイックニュートラル。

榊原拓
名古屋作曲の会 副会長
名古屋作曲の会副会長。名古屋大学理学研究科博士課程在学中。普段は植物の基礎研究をする一方で、作曲活動も行う。過剰なサンプリングにより自己言及的であることが今のところの特徴。合同会社BRIDGE SCOREから「Δ/Replication」の楽譜が発売中。

冨田悠暉
フリーの作曲家・音楽家。トイドラ名義でも活動し、YouTubeの「音楽ガチ分析チャンネル」でチャンネル登録者5万人を突破。「名古屋作曲の会」発起人。
数々の異名を持つことで知られ、「情操教育が生み出した怪人」「伏し目がち野球少年」「水濡れ狂戦士」などと呼ばれることもしばしば。夢は破滅の帝王。来世は畜生道が確定している。
今日のひとこと:このごろ理由もなく苛立っています。どうしたらいいですか?

Southern
愛知出身。現在は東京で社会の荒波に揉まれながら、趣味に溺れゲームに没頭し惰眠を貪る、どこにでもいる普通の人間。
ドラムの演奏が趣味。ギター、ピアノなども弾いたことがあるために当初は演奏会員のつもりで入会した気がするが、主宰・トイドラに作曲の基礎を叩き込まれた結果、日々3歩進んで2.9歩下がる作曲人生を歩み始めている。

ゆお
名古屋大学文学部の2回目の4年生。普段は太宰治の作品について研究している。
ピアノ、吹奏楽、バンドのギターなどの経験はありつつも、作曲については全くの初心者である。好きなお酒はラフロイグ。

榊山大亮
名古屋作曲の会 特別顧問
1978年東京生まれ。幼い時は音楽のおの字を聞くだけで泣き出す純朴な子供だったが、母の影響で突如音楽に目覚め、小学校高学年で無謀にも人生の道を決めてしまい、見様見真似で作曲の真似事を始める。
中学からはご多分にもれず吹奏楽にのめり込み、学指揮をやって祭り上げられいい気になって桐朋学園大学音楽学部に進むも、自分が天才でないことを痛感させられ演奏の道から作曲に転身。
研究が好きと続ける内に業界の裏の方で仕事をする人になり、これまでに数千曲の楽曲に何らかの形で携わっている。
現在は名古屋作曲の会特別顧問を始め、アンチアカデミズムを標榜し在野での後進の育成に力を入れている。

Scott Lee
アメリカを拠点に活動する作曲家。クラシックの複雑性とポップスの身体性・グルーヴ感を融合させた、現代的かつ親しみやすい独自の作風を持つ。故郷であるフロリダの風景や回想からインスピレーションを受けた作品が多く、そのひとつである「Through Mangrove Tunnels」(2020)は特に国際的な評価を受けた。また音楽教育者としても活動しており、現在はフロリダ大学音楽学部作曲科の助教授を務めている。
主な受賞歴には、アメリカ芸術文化アカデミーのチャールズ・アイヴズ・スカラーシップ、ASCAPモートン・グールド・ヤング・コンポーザー賞2回、シンフォニー・イン・C・ヤング・コンポーザー・コンペティション優勝、PARMA学生作曲科コンクール最優秀賞、ピーボディ・インスティチュートからのグスタフ・クレム作曲賞など。